ご挨拶
はじめまして。大手町クリニック 院長の松原 寛です。
がんと診断されると、通常はエビデンス(証拠、根拠)に基づく医療EBM(evidence based medicine)が標準治療として、発生した臓器と腫瘍の大きさや数、またがん細胞の種類や転移の有無などに基づいて選択され広く提供されています。
そうした中、新たな治療法が考案されても標準治療として広く認められるには、科学的根拠や臨床的な裏づけが得られたとされるまでには、多くの治療成績をあげることが必要とされ、保険を利用できる医療とされるまでには、更に非常に長い期間を必要とします。
標準治療を提供する立場として長らく診療に携わってきましたが、標準治療だけでは納得出来ないとして、その中には効果を疑問視せざるを得ないような治療に飛びついている方にも多く接してきました。
患者さん個人で考えれば生命に直結する重病ですから、いずれの治療であってもとにかく効果 があがることこそが重要なのだと痛感するとともに、かけている思いをくじくことも出来ず、積極的な働きかけを行うことはこれまで出来ませんでした。
その忸怩たる思いから、自らが効果が期待される医療を示すことが出来ればと考え、現在は研究レベルとされるがん治療を提供すべく取り組むことといたしました。
院長の経歴
医師としてスタートを切った時から、消化器を中心に内科医として診療にあたって来ました。そうした中で、胃や大腸の早期がんでは内視鏡的な切除術、肝臓がんなどでは超音波ガイド下に穿刺して焼灼や薬液の注入を行うなどの治療を長年積極的に行って来ました。
また消化器領域以外にも、肺がんや血液がんなどを中心に化学療法(抗ガン剤治療)を行う機会も、数多く得て参りました。
開業を機に入院を必要とされる積極的な局所治療を継続することは断念しましたが、これからもがんに苦しむ患者さんに、少しでも寄り添って行きたいと願い日々取り組んでいます。
- H6年3月
- 愛媛大学医学部医学科 卒業
- H14年3月
- 愛媛大学大学院卒業
職歴
- H6年5月
- 愛媛大学医学部附属病院 第3内科研修医
- H7年3月
- 市立八幡浜総合病院 内科医師
- H14年4月
- 市立大洲病院 内科医長
- H15年3月
- 町立吉田総合病院 内科医長
- H16年6月
- 市立宇和島病院 内科医長
- H17年7月
- 独立行政法人国立病院機構 四国がんセンター 内科医師
- H21年2月
- 慈強会松山リハビリテーション病院 内科部長
- H23年2月
- 康仁会西岡病院 副院長
- H24年7月
- 大手町クリニック 内科消化器内科 開院
- H27年1月
- クリニック移転に伴い、クリニック名を「大手町クリニック」へ変更
資格
- 医学博士
- 日本医師会認定産業医
- 日本内科学会認定内科専門医
- 日本肝臓学会専門医
- 日本消化器病学会認定専門医
- 日本消化器内視鏡学会指導医
- 日本超音波医学会認定超音波指導医
クリニックからのお知らせ
2019.12.14 | 年末年始休診日のお知らせ 年末年始の休診予定は以下のとおりとなります。予めご了承ください。 ■2019年12/28(土)~2020年1/3(金) ※2020年1/4(土)より通常診療となります。 |
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2019.09.11 | 消費税の改定ならびに治療費(自費診療)変更のお知らせ 令和元年10月1日から消費税率が10%に引き上げられることに伴い、当院におきましても令和元年10月1日以降の自費診療につきましては、消費税率10%を適用させて頂きます。また一部の治療につきましても、治療費の改定をさせていただきますので詳しくはお問い合わせ下さい。 治療費および消費税率の適正な適用に努めておりますので、何卒ご理解のほどよろしくお願い致します。 |